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草木染めをはじめる。

新しいことを始めたくなる季節がやってきました。

初めて「草木染め」を知ったのは、梨木香歩さんの小説「からくりからくさ」からでした。草木染めを仕事にしている女性が出てきて、「そんな仕事があるのか、草木染め、なんだかいいな」と感じた記憶があります。

当時、ヨーロッパに住んでいたので、草木染めに触れる機会がなかったのですが、数年後、その存在も忘れていた頃に、再び草木染めに出会いました。その時に見せてもらった本には、草木染めの色とその和名が紹介されていました。草木染めの色が美しいことはもちろん、微妙に異なる多くの美しい色が存在し、それぞれに名前がつけられている。昔の日本に、そんな素敵なセンスのある人たちが居たことに、一番の感動しました。

人からアドバイスをもらいながら、草木染めの本やブログを見て、自宅のキッチンとパスタ鍋で、木綿の糸の染め始めました。

このブログを見てる方は、草木染めというキーワードで辿りついてくださったのでしょうか。そうであれば、気になり始めた、草木染めを試してもらいたいなと思います。道具も小さな鍋があれば始められます。あとは、お湯、黄色が染められる玉ねぎの皮やピンクが染められるアボカドの種、スーパーで売られている重曹があれば始められます。

染色の仕方も、お料理のような感じです。染料をお湯で煮て、ダシのように色が出てくるので、その色の滲み出た液(染液)に、染めたい綿や絹の素材のものを浸ける。最後に、みょうばんを溶かしたお湯に染め物をつける。

玉ねぎの皮やアボカドの種は、手に入れやすいのに、成功体験を得られやすいので、オススメです。

そのまま、草木染めにハマってもいいし、私の様に、これをきっかけに次の好きに出会うかもしれません。

エンネシュテの染色担当・泉啓介による草木染めの本が進行中ですので、是非お楽しみになさってください。

泉 菜穂

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